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源氏語りの会 今回は藤裏葉 法然院にて

Category : 源氏京ことば語りの会
先日参加した 京ことば源氏物語全五十四帖連続語り会の記録です。

公式ページより引用させていただきました。




「法然院 大書院(京都市左京区)2021.3.27


会より写真をお借りしました。




◆「京ことば源氏物語」は、京都在住の国文学者・中井和子先生が十五年の歳月をかけ源氏物語全五十四帖を現代京ことばに訳されたものです(大修館書店より出版:全五巻)


◆毎回、会場を変えて開催される、「無名塾」出身の女優・山下智子さんによる連続語り会。
朗読するのは、第三十三帖「藤裏葉(ふじのうらば)


◆語り会に先立って、貫主 梶田真章様 から、法然院の成り立ちや歴史についてのお話をお伺いしました。 






◆語り会では、まず山下智子さんが全体のあらすじを説明。「藤裏葉」は、光源氏39歳の話。


◆巻名は、内大臣が詠んだ和歌「春日さす 藤の裏葉の うらとけて 君し思はば 我も頼まむ」に因む。


◆内大臣 は 夕霧 の縁談を耳にし、娘・雲居雁 との結婚をついに許そうと和解の機会をうかがう。四月、自邸の藤の宴に招いてめでたく結婚の運びとなった。内大臣 は6年越しの恋を結実させた立派な婿を丁重にもてなした。


◆明石の姫君(11歳)の春宮入内は4月20余日と決まった。養母 紫の上 は生母明石の御方を思いやり、後見役を譲ることにし、紫の上と明石の御方ははじめて対面、互いに相手の美質を認めあう。紫の上に引き取られて八年、姫の成長に明石の御方は夢を見ているようであった。

◆明年四十の賀を迎える 光源氏 のために帝をはじめ宮廷中が準備に奔走していた。秋、光源氏 は准太政天皇の処遇を受ける。内大臣 は太政大臣に、夕霧 は中納言にそれぞれ昇進した。

◆冬、冷泉帝の六条院行幸があり、朱雀院 も御幸、かつての紅葉の賀を彷彿とさせる盛儀で、光源氏 の栄華はここに頂点に達する。

◆あらすじの説明の後、「京ことば源氏物語」を読む


◆最後に『源氏物語』の原文を朗読。柔らかな京ことばの声が心地よく、夕景の庭園を背景にした会場内に響きます。 


◆次回は、2021年5月16日(日)午後2:00
、「旧百々御所 宝鏡寺」(京都市上京区)にて開かれます。早めのご参加申込みを(椅子席・座布団席をお選びください)。

源氏語りの会
https://www.genji-kyokotoba.jp/






関心のある方は上記の会にお申し込みください。
その時は会場でどうぞお声かけくださいね。




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源氏語りの会 梅枝に寄せて

Category : 源氏京ことば語りの会
源氏語りは梅枝
お香@薫物の記述が多い









松栄堂さんでの開催に心より感謝されていた山下さんでした。





薫風ホールの照明は組香図
4本線なので伊勢らしいですね(お勉強になりました)






山下さんの帯は白梅 紅梅





わたしの帯は浮舟





公演会場の展示作品はトンボ玉と帯揚げの梅枝





また別の展示室には梅枝に因む源氏物語の展示が開催されておりました。

まさに京都ならではの会場にて無事に開催されて本当によかったです。

ありがとうございました。

◆次回は、2021年3月27日(土)午後5:30(終演 午後7:00予定)、「法然院 大書院」(京都市左京区)にて開かれます





以下、公式カメラマンの池田さまの記録をこちらに一部転載させていただきました。
写真も使わせていただきます。
いつもありがとうございます。

【京ことば源氏物語全五十四帖連続語り会】
https://www.genji-kyokotoba.jp/
「松栄堂 薫習館」(京都市中京区)2021.1.24
https://www.shoyeido.co.jp/

◆「京ことば源氏物語」は、京都在住の国文学者・中井和子先生が十五年の歳月をかけ源氏物語全五十四帖を現代京ことばに訳されたものです(大修館書店より出版:全五巻)。

◆毎回、会場を変えて開催される、「無名塾」出身の女優・山下智子さんによる連続語り会。今回は「松栄堂 薫習館 5階カラニホール」にて「京ことば源氏物語」を聞きました。朗読するのは、第三十二帖「梅枝(うめがえ)」

◆語り会に先立って、松栄堂 代表取締役社長 畑正高様 から、香や香道についてのお話をお聞きしました。


◆語り会では、まず山下智子さんが全体のあらすじを説明します。「梅枝」は、光源氏39歳の春の話。


◆巻名は、宴の席で 弁少将(内大臣の次男。のちの紅梅大納言)が歌った催馬楽(さいばら・平安時代に隆盛した古代歌謡)にちなむ。


◆催馬楽「梅枝」
「梅が枝に 来居る鶯や 春かけて
はれ 春かけて 鳴けども うまだや
雪は降りつつ あはれ そこよしや 雪は降りつつ」


東宮の元服(げんぷく・成人式)が近づいてきた。紫の上 が育ての母となっている 近江の姫君 もまた裳着(もぎ・成人式)が近づき、光源氏 は、その支度を急ぐ。蔵から唐渡りの香を出させ、女の方々に薫物の調合を依頼し、自らも秘伝の香を調合する。裳着の式の前日、朝顔の姫君 からの香が、梅の枝に添えた文とともに届けられた。


女の方々から取り寄せた香が揃い、弟 蛍兵部卿の宮 を向かえ、薫物(たきもの)合わせの判者をさせる。朝顔の君 の黒方(くろぼう)、源氏大臣の侍従、紫の上 の梅花(ばいか)、花散里 の荷葉(かよう)、明石の方 の薫衣香(くのえこう)に百歩(はくぶ)の処方を参考にして作った物、どの薫物もそれぞれに素晴しく、蛍兵部卿の宮 は優劣を決めかねた。その夜は、翌日の管弦の遊びの下稽古となり、美声の 弁少将 が「梅枝」を謡い、歌を詠み合って夜が更けた。

翌日の 明石の君 の裳着は盛大に行われ、秋好中宮 が腰結い(こしゆい・腰紐を結ぶ大役)をつとめた。姫の美しさに目を細める 中宮、「さすがは大臣の愛娘」と感心していた。光源氏 は、六条院 に気後れする貴族たちの噂を聞いて、入内を延期し、先を譲った。また、華麗な調度類に加えて優れた名筆の手本を方々に依頼し、前の帝の手になる冊子をはじめ、名筆が六条院に集まってくる。
ーーー以下 省略

◆最後に『源氏物語』の原文を朗読。柔らかな京ことばの声が心地よく会場内に響きます。






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今度は挫折しないで読了できそう^_^

Category : 源氏京ことば語りの会
図書館で借り出した本は
これ🤞



これなら挫折しないで読了できたよと
コロナ禍のスティホーム中に読んだよと
気の合う友人の情報に素早く反応!

初秋に上を借り出し

そして待ちに待った中を本日ゲット。

玉鬘からはじまり幻まで、

下巻は宇治十帖

おかげで挫折することなく読了できそう。


かなりのボリューム


持つべきは情報確かな友!

今日は観世会館に行きます👘🍁
また明日に



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源氏女房語りの会 最終編 美しいものに触れて涙する

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久しぶりに聴いた源氏女房語り





帰路で夕焼けが車窓から見えたとき 

今回の語りの感動が蘇り 

美しいものに触れた時に涙すると言われるまさにそれ でした。

こうしてコロナ禍にありながら、
わたしは
あの素晴らしい和の別邸の二階から

 (会の撮影お借りしました)

玉鬘十帖と言われる最終の
真木柱を聴いた。

夕顔の忘れ形見である玉鬘の運命に思いを馳せ
京の地で現代に語りつがれる王朝文学 
これを書いたのは女性!





山下さん、ありがとうございました😊

お能と重なることが多く、長く参加できないでいました、が、
来年の予定はしっかりメモしました。

1/24 松栄堂ホール 梅枝

3/27 法然院 


健康に留意なされて
わたしたちに語り続けてください。



殊の外 今回 わたしには響くものがありましたこと、嬉しくありがたく存じます。
ありがとうございました😊


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源氏語りの会 3様のお召し物 素敵すぎます!

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嬉しい出会いがありました。

大阪 奈良から長年の着物友さんがご参加でした😊👘



終了後
山下さまもご一緒にパシャしていただきました。

お3人の着物と帯の記録です。


miyuさんは十日町友禅作家の童シリーズの糸電話^_^




hitomiさんは牛首紬に切り嵌めの素敵な帯











山下さんは


ご本人の説明文より転載👘

ーー鴇色の訪問着。裾に秋の草花が薄墨で描かれています。花のいくつかに刺繍がしてあって、地味ながら秋への思いがこめられたような一枚、

源氏物語に造詣深い方から、御母様の遺品として大事にしておられたのをいただいたのです。帯も同じく。名のある帯でもったいない思いで戴きました。

田上惠美子さんの帯留め「真木柱~灰神楽」にあわせて選びましたがとっても締めやすく気持ちがシャキン。玉鬘のテーマカラー、クチナシで染める山吹は、差し色として秋の気分をーー








ご一緒のショットをありがとうございました😊





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プロフィール

ake

Author:ake
きものHP   2001年~2005年
きものblog  2005年~2008年
2008年7月~
「京都で、着物暮らしpart2」

職業 文筆業 ジャーナリスト

*仕事関連プロフィールはリンク欄に記載
 

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