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京の夏 節電/冷房/ガス配給停止(西京区)事情 

Category : 東日本大震災
月2で寄稿してくださっているブックレビューのkimuraさんからのメールに添えられていた内容が、
皆様にもお読みいただきたいものでしたので、お断りして転載させていただきました

木下様

この1週間は本当にクーラーなしではやっていけない我が家の室内事情。
(室内温度計、午前中に33度を楽々超えてました~)
おまけに土曜日にいたっては、
午後4時現在、道路に設置された温度計ですら38度でした。

節電を言われていますが、まずは体が大切。
個人的には、一斉に15%というよりは、臨機応変に必要なところは使い、
不必要な電気は使わないという当たり前のことをまずはすることが大切なのではと思うのですが。
節電しすぎて、体調を壊し病院へ行くようなことになったら本末転倒かと。
何でも一律にしてしまい、「臨機応変」ということがいつの間にか衰退していったように感じます。

現在、節電のため、サマータイムが一部の企業や行政で行われていますが、
仕事時間をずらすと、結局、家に帰る時間が早くなり家の電気を使ってしまう。
クーラーの場合、家に1人でいようが、2人いようが使ってしまうことには変わりなく、
それよりは、家に誰もいないほうが使用電力は少なくてすむのではないか。
今は共稼ぎの家庭も多いので、電気を使用する量が減る夕方以降に
そろって帰宅できる状況を作るほうがいいのではないか。

また、一極集中で、企業や公共の場に昼間電気をこれまでどおり使用させ、
家にいる人をそこに集めてしまうほうがよっぽど節電になるのではないか。
・・・と言うことを先日友人と話をしました。

実際に昨年は、家に普段からいるであろうと思われるご年配の方が、
朝からスーパーやデパート、そして図書館や市役所などの
ベンチやソファーで涼んでいる光景がよく見られました。
昨年までの冷えすぎのデパートもどうかと思うのですが、
今年は中途半端な温度設定でかえって気持ち悪いのです。

外でかいた汗がひかないデパートやスーパーの温度設定もどうかと。
四角定規な報道のあり方と、それに乗っかる社会にちょっと疑問を持ってしまいます。

そうそう、西京区の水道管破裂の話題。
渦中に住まう知人からの情報によると、その地区の学校は当日、
給食室が使えず、外注しているご飯と牛乳のみで給食は終了。

しかし、なんとその日の夕方から大阪ガスが、関係学校には
プロパンガスの変換機を持ってきてプロパンガスを設置し、翌日から給食を学校で作れるようになったそうです。
但し、夕方3時から夜11時までその設置に時間を要したとか。
管理職はその時間まで帰宅できなかったと苦笑いしていたとも。

また、ALL電化の家庭はまったく被害がなく日常生活を送れたようです。
逆に、自宅が都市ガスではなくプロパンなのにあわてて、
お惣菜を買占めにはしった同居のおばあちゃんの話などもありました。

ALL電化と言えば、震災では停電でこれを設置している家庭は
まったく要をなさず、ALL電化はどうなの?という話題もでましたが、
今回のような場合はALL電化だと被害がまったくなく。

まぁ、どちらも一長一短、そして、「事実は小説より奇なり」ではありませんが、
現実は凡人には想像もしがたいことが起こるということを念頭にいれておく
ということが必要なのだなと思いました。

そして、その時に自分自身、もしくはその家庭、その帰属する集団において、
最良の方法を冷静に考え、実行するということが大切なのでしょうね。
それは、一律に正しいというものはなく、その個人、集団で異なるということだと思います。
そんなこんなを今回の出来事でも思ったわけです。   木村

==================



ということで、それぞれの環境と状況によってそれなりに節電すればいいのです。
私も木村さんがおっしゃるように,デパートで汗が引かないのはちょっと苦しいです。
家ではガマンしていますが、どこかでちょっと一息、汗を引かさせて欲しいです


こんな実例はいかが?
小さなパーソナル扇風機を深窓氏から貰って(USB対応のものを変換器でコンセントに差し込んでます)
クッキング~サーブ,そして食事の際の顔の火照り対策

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「京都で、着物暮らしpart2」

職業 文筆業 ジャーナリスト

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