2013/02/18 (Mon) 7人7様の老後 映画『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』 (英国)

本日,先週行き損ねた『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』を見て来ました。
ジョン・マッデン監督
ジュディ・デンチ ビル・ナイ マギー・スミス

   200.jpg


主要登場人物は7人。本来ならば、イギリス本国でそれなりに豊かな老後を送れるはずだった人たちが、諸般の事情により、元植民地であるインドの長期滞在型ホテルに移住する。

映画には「死」も「離別」もある。インドになじめずイギリスに戻る人もいる。ただ、それらの「死」や「別れ」には必然性があるので、後味は悪くない。高齢者たちが新たな生き方を開く物語の間に描かれる、若い恋人たちのドタバタ物語が、スパイスとして効いている。

7人7様の個性がくっきりと描かれていて、それぞれに面白いのだが、私はとりわけこの2人の女性が気に入った。80歳近くになってブログ日記を書いたり、パソコンソフトをバリバリ使いこなしたりするような女性を、日本の映画は描けるだろうか??

監督は男性だが、年上の女性に注ぐ視線には敬意が含まれており、それが2人の女性の描き方に反映されているので、見ている初老者(私、彼女たちより17歳も年下なんだもの。笑)にも心地いい。 



友人の『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』映画評を抜粋しました。

もうわたしの評など必要ないくらいです。

監督は男性だが、年上の女性に注ぐ視線には敬意が含まれており、それが2人の女性の描き方に反映されている

このことが見ていていちばんうれしく、後味がよかったことです。

何度かセリフにリスペクトという言葉が出てきました。

よくで来た映画でした。満足しました。


 〜眺めの良いテラス、明るい中庭、丸天井、屋根付きバルコニー〜そんな謳い文句と優美なホテルの写真は、実物を目にした途端に砕け散った。亡き父から譲り受けたホテルを改装中だという、明らかに経験不足の若き支配人ソニー(デヴ・パテル)は、やる気だけは人一倍。電話は通じず、ドアのない部屋まである。だが、既に前金を支払った7人に選択の余地はない。
7人が圧倒されたのは、ジャイプールの街そのものだった。ブログを始めたイヴリンは綴る。「あふれる音と色彩、暑さと喧騒、すさまじい数の人々」。だが、イヴリンは果敢にも街に飛び込む。「ここは新しい世界。何事もチャレンジ。それだけでなく楽しまねば」
 公式サイトより引用しました。



ジュディ・デンチ、さすがの大御所、いいですね。

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ラストのシーン、ゴールドカラーの布を纏った彼女が彼とバイクでツーリングするシーンがとてもよかった。
若いカップルともども明るい未来をイメージさせてくれましたね。

いつも思うのですが、
ハイウッドもそうですが、この英国ものも構成、シナリオなどが有能なスタッフでよく練られていると思います。
日本ではここまで満足出来る仕上がりにはならない。


男女共同参画社会,高齢社会施策の一環として、
映画のシナリオを募集してはいかがかしら?
そしてコンペで厳選して、
わが国の高齢者たちが新たな生き方を開く作品に仕上げてもらいたい。

まずは男女にインタビューして多様な行き方を模索することから始めなきゃな!
わたしのまわりにもいっぱい素材はありそうだわ。

先日,お亡くなりになった元岩波ホール総支配人だった映画人,高野悦子さんに敬意を表します。

岩波ホールの映画をいっぱい見て、シネマトークも各地でやらせてもらいました!
たくさんのいい映画を私たちにご紹介下さりありがとうございました!
『森の中の淑女たち』『八月の鯨』などわたしにも思い出がいっぱい詰まっています。



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はじめまして。紫苑と申します。もうすぐアラ還ですが、若いときより若いです(笑)
これからの日本はどんどん高齢者社会になっていく。最近はそれでも高齢者の方の活躍が取り上げられますが、
まだまだ、「この年で?」という感じですよね。本当に、今の日本の50歳、60歳の新たな、もっといえば未来を切り開く生き方を実現させたいと思っております。楽しいブログ、今後も期待しております。

2013/02/20 10:42 | 紫苑 [ 編集 ]


 

>紫苑さま

はじめまして!
このお名前に反応しました!
長く謡曲をやっていた義母が主宰していた同好会の名が、紫苑会でした。
とても懐かしい響きです。

60、70代まだまだこれからの新しい生き方があることを教えられた佳作でした。
もういちど英語(英国の英語)の勉強も兼ねてもう一度見に行こうかしらと思える映画。
先の「最強のふたり」とともにおすすめです。

2013/02/21 10:11 | ake [ 編集 ]


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職業 文筆業 ジャーナリスト

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