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今度は奈良大茶会 奈良三社寺を巡りました。

Category : イベント
村田珠光ゆかりの地、奈良の七社寺で行われる初めての大茶会
奈良にお住まいのすずさんとお茶人のひぐさんのご案内で昨日、行ってまいりました。


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小さめの画像はおおきくなります。


お茶席三席(東大寺、春日大社、薬師寺)と点心(東大寺)も含む移動もみなさまのおかげでスムーズに巡れました。

東大寺

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春日大社桂昌院
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薬師寺
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    写真



    写真-1


すずさんが書いてくださった覚書です。
地元さんなのでさすがに固有名詞がよくわかっておられますわ。


東大寺の裏千家による薄茶席では、
ご長老がお正客を務められ、間もなく始まる二月堂の修二会にちなんだ趣向でした。
東大寺開山堂前にある椿の糊こぼしにちなんだ(修二会の時に修行僧の方が和紙でこの椿を作られます。和紙は京都のよしおかさんがこのために染められるそうです)
千代の舎竹村の「御堂椿」というこの時期限定のお菓子です。
この時期奈良のお菓子屋さんでは、この椿のお菓子が並びますが、お店によって名前が違います。
ちなみに萬々堂さんが「糊こぼし」という名前を使っておられます。

お茶杓は、二月堂の若狭井の周りの榊を使ったもの、
お棗は、修二会のお松明で作られたものでした。
奈良では、この修二会(お水取り)が済んだら春が来ると言われています。

点心席では、大和茶(ほうじ茶・お煎茶)と一緒にお弁当をいただきました。

次の春日大社では、桂昌院が寄進したといわれる普段は非公開の桂昌殿で(同じく燈籠もあります)
武者小路千家によるお濃茶席、炉縁の源氏車の謂れの説明も興味深いことでした。

シャトルバスで薬師寺まで移動し、梅の香に誘われるように、
三席目の薄茶席、大和郡山の秀長公ゆかりの遠州流による薄茶席へ向かいました。
東大寺・薬師寺のご長老様、お家元様、奈良市長もご一緒で、
英国人の方によるご説明をお家元が補足してくださり、
緊張の中にも和やかなひとときで思い出に残る本日の括りでした。


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市長によると100年続けたいとのことで、これを機に奈良を訪れる方が増えることを、奈良市民の一人としても願っています。




先達はあらまほしきこと、チケットとご案内などお世話になりました。
いいお茶会でした、



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「京都で、着物暮らしpart2」

職業 文筆業 ジャーナリスト

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