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受賞作

Category : book
今期受賞の作家はふたりとも関西在住で。。。
直木賞の山本氏は京都で育ち現在京都市在住。
芥川賞の津村氏は大阪在住。

    CIMG8000.jpg


珍しく受賞作を読んでみたくなり買い求めました。
受賞作発表直後に書店のレジに並んだところが。。。。
本(利休)を買って行くひとを狙っていたニュース取材のテレビカメラに撮られてしまい。。。。。
人物が特定できない角度の画像にするようにお願いしたものの
(やらせにならないように)頑張って張っていたクルーを労っておきました(爆)

さて、読了したのは利休の方。
山本氏は端正ないい文章を書く方ですね。
歴史小説にはいままで興味も縁もなかったのですが。。。
読む気になったのは何かの記事で
「妻に読んでもらったら。。。女性がちゃんと描けていると言ってくれました」との作者のインタビューの言葉でした。

私は利休の個人史はよう知りませんが。。。
若き日に出会った女性との一件(悲劇)が秀吉との確執ともなった利休の美意識の原点だったというのはフィクションなのか?史実なのか?。。。
そのことは兎も角としても。。。
この小説を読んだことで、わび茶への関心(煎茶とは違う)が湧きました。

秀吉から死を賜ったブレない男、利休が実によく描けています。

この本の利休像は、茶道界での評価はいかがなものなのでしょうね。
興味があります。

芥川賞はこれから読みます。


Comment

読みました

年末年始は「利休にたずねよ」をのんびり読みました
私の稽古場でもしょっちゅう話題に上がり
好評だと思います
茶の湯の世界のこともよく描けているし
人間関係や出来事も、実際のそれと近いんじゃないか
という意見も多いです

私も借りて読んだのですが、時々読み返したくなるので
買おうかと・・・

今日は夜咄の茶事をよばれてきたところです
本を読んでいたのもあってその世界に余計に引き込まれました

>ひぐ@ヌールさま

お茶をおやりの方のお声が伺えてうれしいです。
いい本でしたよね。

小説ならコソの面白さをこの本で味わうことができました。
井上靖作品の映画化された利休も見ましたが、、、
その時は関心が茶道に向わなかったのです。。。

ポトスも機会があれば読んでみてください。
大阪の気さくな女たちに好感が持てるいい作品です。
毎日ルーチンな仕事で疲れている方にオススメ本です。
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プロフィール

ake

Author:ake
きものHP   2001年~2005年
きものblog  2005年~2008年
2008年7月~
「京都で、着物暮らしpart2」

職業 文筆業 ジャーナリスト

*仕事関連プロフィールはリンク欄に記載
 

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