2016/06/08 (Wed) 誂え帯 その2  欲張りな注文  何度も 打合せ  結果、会心の作

過去のお仕事を拝見した中に、扇面に花を描かれたものにヒントをえて、
三本の扇面に源氏に因む、あおい、几帳、翁面、旧姓に付く松、父の名に付く梅に因む松竹梅を配して貰いたいという盛りだくさんなお願いしました。
下絵の打ち合わせ、彩色の打ち合わせがあり、

以下、尾崎さんの説明です。
📝お能に精通されていて、たまたま私が締めていた帯を見られて翁の面を気に入ってくださいました。

ただこのままだと面が目立ちすぎ、他の伝統芸能にも締めやすい柄を、ということで何度かメールのやり取りの結果、
源氏物語の葵に几帳、
二つ目に能舞台にも描かれる松に翁の面、
三つ目に梅をいれて松竹梅とし、
三つの扇に流れる紐は七宝柄のカツラ帯、タレ先に葵の源氏香を入れる、というかなり盛り沢山の柄になりました。
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fc2blog_20160607211004795.jpg  拡大
📝これをごちゃごちゃしないように ;翁も主張しすぎないように、色目を抑えてかなりハードルは高かったですが、何とか無事納めることができました。
ハラは春は春蘭、秋は菊に蔦もみじ、松のカツラ帯を縦に入れました。

📝翁面を小さくしたので顔が崩れないかと心配しましたが、なんとか思った感じに仕上がりました。 尾崎
尾崎さんから腹には春蘭とのご提案があり、お任せすることにしましたら春先にひそやかに咲く春蘭、見事な出来です。
さっそく、育ててみたくなり、先日の大原で来春に春蘭の鉢を届けていただくようにお願いしてまいりました🎶

いい生地が手に入り、地色は直にお会いして切れ端を3色見せてもらい、きめました。

そして、出来あがった帯を仕立てるために旧知のカクマさんに二人で参りました。
尾崎さんにお繋ぎするのも目的でした。
帯の仕立て専門 カクマ
長居していろいろ帯の仕立て方について詳しくお教えいただきました。
着る立場でいろいろ考え工夫をしてくださるカクマさんが人気であることがよくわかります。
仕立て上がったとの連絡をカクマさんより受けて、もう一度尾崎さんに戻していただき、
落款が押されて、ついに完成✌️✨しました。
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この冬にお願いして半年、おかげさまで欲張りな注文によく応えていただき、素敵にお作りくださいました。
尾崎尚子さん 自宅工房で染色(手描き友禅)をやっておられます@宝塚
遊彩工房
お披露は秋になりますが、お能のときしたいと、その日が待たれます🎶
いろんなご縁が繋がり誂えることができた一本の帯の話を長々と、失礼しました。
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