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広島市・呉市の戦時中を舞台にした市井の人々の生活を描いた同名のコミックをアニメとして映画化された。
軍艦の様子をはじめ、市内中心部、主要な軍の施設などが正確に描かれている。 現存する建物も多くあるため、「聖地巡礼」でファンが多く詰めかけるのも時間の問題であろう。 しかし、この作品においては「聖地巡礼」という言葉が不謹慎であることも鑑賞後には気づくはずである。 戦争時のことを描きながらも、軍人が出てこないというのも、その一端を示している。と同時に、地続きということであれば、映画のエンディング、すずと夫の周作が選んだ道。あまり表に出ることはないが、広島ではよく目にした光景であったと言われている。是非このエンディングは原爆投下後の広島の一片として知ってほしい出来事でもある。 本文より抜粋 こちらです |