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06/15 09:14 |
読書ノートを更新しました。Category : お知らせ
読書ノートの筆者が出会った本の偶然はそうではなかった。
『アヴェ・マリアのヴァイオリン』 ーー史実に基づき、自分の頭でいろいろなことを考え、感じることが勉強なんだよ。そして、人間にとってこれから先、どう生きていくべきか、幸せとはどんなことなのかを追求し、世界に目を開き、きちんとした自分の意見を持つことが歴史を学ぶことの意味なんだーー本文より 第1次世界大戦中徳島の板東俘虜収容所に連行され、そこでの生活を本書のハンナに聞かせる場面も出てくるが (板東俘収容所に関する本は『二つの山河』として「読書ノート」(2016年7月21日の記事) アウシュビッツの対極として板東俘収容所をこの作品で描いているとすれば、 この作品は歴史から学ぶことを考える役割を担っている。 |