段ボール工作教室(1)by hidekoCategory : キモノ一般
秀子さまより詳しい作り方の説明と画像が届きました
![]() ![]() ![]() あくまでも私流ですので箱作りを専門になされている方にはごめんなさい(秀子) ![]() *材料(画像を参照) 必要物品はこのほかに、下貼り、仕上げ用の和紙、ダンボール、荷造り用の紐テープ(今も売っているのでしょうか?) ![]() *ダンボールにはこのようなものがありますが、中が2重になっているものの方がよい。 又、大きなものをつくる場合はこれを2枚重ねる。 ![]() *つくるものの寸法を正確に取る。ダンボールの厚さが多少違うので2枚重ねる時はこの厚さを考慮して割り出す。 ![]() *角の始末は出来るだけしっかり固定するように写真のように互い違いとする。 ![]() ![]() このようにして下の箱の形の出来上がり ![]() ![]() ![]() 寸法+2センチの余裕を持って下貼り用の和紙を切り、糊をつける前に必ず一度箱に当ててみる事。 *糊は障子・襖用の糊を3~8倍に薄めて使用する。 糊はダンボールのほうにたっぷりつける。 その上に和紙を置き中心から空気を押し出すように、 皺が行かないようにそーっと外側におしなべる。 ![]() 写真のように和紙に糊がすべて吸われて、乾いたところがないようにするとよい。 ただし強くすると敗れたり、かえって皺がよったりするので注意。 *下貼りは特に段差が出なければ継ぎはぎでもかまわない。 *下貼り終了後は扇風機に当ててしっかり乾かす。 ![]() ![]() 下貼りと同じ方法ではっていきますが角の始末などに注意する。 乾かす時少し生乾きの時に、障子貼りと同じように霧吹きをかける。 ![]() ![]() ![]() *すっかり乾いてから(2・3日おく)透明ニスを塗る。 このニスは自由ですが長持ちさせる意味でも塗ったほうがよいでしょうか。 でも本当の和紙の趣を残したい時は塗らない方が・・・・。 注・*ふたは下が出来てから寸法を改めて測り作成する。 *糊の刷毛・特にニスの刷毛は次のニス塗りまでに少しでも時間が空く場合は水洗いをしておく事。(後つかえなくなる為) *ダンボールからはお分かりの通り細かいゴミホコリが出ますので コロコロを常に用意してこまめにコロコロする事。 追)以上ですがわからない事が有れば何なりとお尋ね下さい。 つづく ![]() |
Comment |
お待ちしていました!!
箱作りの説明・・・有難うございます! 障子は張りますから「霧吹き」ときくと なんとか皺は ごまかせるかな?なんて きっと甘いでしょうね たぶん 皺との戦いになるでしょう とりあえず、丁寧に!! 注意すべきとこを注意し!! 挑戦してみます! 実物この間、実物を拝見させていただいて、その重厚さ、そして、美しさに魅了されました。
やっぱり丁寧な工程をなさっていらっしゃるんですね! とてもとても紙で出来ているなんて思えなかったですもの! 実物を見ていただけない方、本当に残念なのですが、すごい!!!ですよ、ほんと。 B子さまお待たせいたしました。こんな説明のしかたでお解かりになるだろうかと不安を抱きながらakeさまにお送りしました。
まずはご自分でつくられて駄目だったところを反省しながら次を作って見るのがいいかと・・・。きっと楽しくなられますよ。又見せてくださいね。 ぴぐちゃん褒めていただいて、ポリポリ。あんなに感激していただけるとは・・・。でも物をつくる事をしていれば少しは○○防止になるかと思いませんか。あっ、ぴぐちゃんには早すぎるお話だったかしら。9月おたのしみに・・・・。
B子さまへ 注意する事で書くのを忘れておりました。 ダンボールを切る時は決してハサミは使わないでくださいね。手に気をつけて金尺を当ててカッターを使用してください。(切り口がつぶれますので) 管理人のみ閲覧できますこのコメントは管理人のみ閲覧できます
|